開運招福編

運気とはなにか

「運がいい」、「ツイている」と言うことがあります。

世の中には、運の良い人と運の悪い人がいます。この「運」とはなんでしょうか。

運というのは、人が生まれ持ったパワー、エネルギーだと先生は言います。

生命力と同じく、無限ではないのです。無限のように思われていますが、運は有限です。

ただ、運を使ったからと言ってなくなるものではありません。

「運が尽きた」と言うことがありますが、尽きてしまうことはないです。

ぼくは一時期開運グッズにはまったことがあるのですが、先生に呆れられました。

「運がどこかからやって来ると思っているの？」と聞かれたことがあります。

運気は幸運グッズを持っても上がりませんし、下がりもしません。

ぼくの幸運グッズは、先生の手によってごみ箱行きになったのです。

運の巡り方とは

宝くじで1億円当てる人と、買い続けているのに当たらない人。

どちらも同じ運気を持っています。運気の流れ方や、巡り方が全然違うのです。

「運が巡ってきた！」と言います。実は運気は外から巡って来ません。

体の中を巡っているだけです。スムーズに循環しているか、していないかの違いです。

その巡っている途中にフィルターのようなものがあると先生に教わりました。

フィルターは目詰まりしやすく、ほとんどの人が該当します。

すると、運の巡りが悪くなります。いわゆる、アンラッキーになるわけです。

運気フィルターの目詰まり

駆け上がっていくように幸運な人は、この運気のフィルターに目詰まりがありません。

生まれ持った運気を遺憾なく発揮しているのです。まさに天運の持ち主と言えます。

ただし、こういった人は滅多にいません。大成功の陰には、苦労や試練が付き物です。

それだけ運気のフィルターは目詰まりしやすいからです。では、どうすればいいのか？

フィルターが目詰まりしないようにするしかありません。運気フィルターの掃除です。

運の不運は両極でない

運気のフィルターの目詰まりを掃除する方法がいくつかあります。

最も簡単そうで実は少し難しいのが、「自分は運が良い」と思い込むことです。

よくプラス思考になればいいと言われていますが、あれは少し違います。

いつもポジティブが良いという考え方自体が誤りなのです。

物事や事象は、必ず両極があります。ポジティブ思考の反対は、ネガティブ思考です。

潜在意識にポジティブ思考を叩き込むような方法をよく見かけます。

「とにかく、ポジティブでいればなんとかなるさ」といった考えです。

残念ながら、人間はずっとポジティブでいると疲れるだけです。

先生は潜在意識系の啓発を否定しています。ポジティブとはネガティブありきです。

幸運と不運、幸福と不幸、これらはかけ離れたものではありません。

常に近くにあって、表裏一体で紙一重です。

運気を体に巡らせる

ネガティブなのも、マイナス思考も悪ではありません。必要な感情です。

ただ、ずっとネガティブでいると、運気のフィルターが目詰まりしてしまいます。

ずっとポジティブでいると疲れるのに、どうすればいいのか？

ニュートラル思考を心掛けることです。常にど真ん中、中庸、中道です。

そして、運の気を体中に巡らせること。これは瞑想でイメージ化してください。

深呼吸をしながら、血液といっしょに体の隅々に巡るようなイメージがいいです。

気功を習得すると、小周天という方法で気を充実させて体中に巡らせます。

運のご神木浄化

あまりにネガティブな時期が続いたときの対処法を宮司さんから教わりました。

神社の敷地内にあるご神木に触れるといいそうです。ご神木と気を交換する方法です。

ご神木は澱んだ気を浄化してくれます。この浄化作用も目詰まりを防ぐ一つの手です。

神社に参拝するのも「自分は加護されている」というプラスイメージを与えます。

プラスイメージを自分に与えてくれる行動は重要です。自信の源になります。

こうして少しずつ少しずつフィルターの目詰まりがなくなっていくのです。

少し複雑なのですが、「不運」と「試練」はまた別物です。

運気のフィルターが目詰まりをしていなくても、「試練」が起こる場合があります。

この試練のお話しは、またの機会にしたいと思います|*´ｰ`*)ﾉ|Юｶﾞﾁｬ